栄養素がたっぷり!愛犬にあげたい果物マンゴスチン

栄養素がたっぷり!愛犬にあげたい果物マンゴスチン

犬に与えるオヤツとして、新しい食材を探している飼い主の皆さん。今回は、東南アジア原産のトロピカルフルーツ「マンゴスチン」をご紹介します。

この甘くて美味しい果物は、ビタミンやミネラルが豊富で、愛犬の健康を促進する多くの利点があります。ただし、適切な方法で与えることが重要です。

本記事では、マンゴスチンの栄養価、犬に与える際の注意点、そして安全な与え方について詳しく解説します。
 

【目次】

  1. 犬はマンゴスチンを食べれる?
  2. 栄養豊富なマンゴスチン
  3. マンゴスチンの与え方と適量
  4. マンゴスチンを与える際の注意点

1. 犬はマンゴスチンを食べれる?

犬はマンゴスチンを食べれる?

基本的に、犬がマンゴスチンを食べでも問題ありません。マンゴスチンは東南アジア原産のトロピカルフルーツで、甘く上品な甘酸っぱさでジューシーな味わいです。

しかし、マンゴスチンを犬に与える際は、皮と種を取り除くようにしてください。そして、新しい食べ物を与えるときは、徐々に少量ずつ与え、アレルギー反応がないか確認することが重要です。

また、マンゴスチンは糖分が多いため、過剰に与えると胃の不調や体重増加の原因になることがあるので注意が必要です。
 

2. 栄養豊富なマンゴスチン

栄養豊富なマンゴスチン

ビタミンC、B1、B2、葉酸などのビタミンや、銅、鉄、マグネシウム、マンガンなどのミネラルが含まれており、犬の全体的な健康をサポートします。

さらに、マンゴスチンに含まれる抗酸化物質は犬にとって有益です。その他にも、豊富な繊維は犬の消化器系をサポートし、下痢や便秘を改善してくれるだけでなく、満腹感をもたらしてくれます。
 

ビタミン

  • ビタミンC:免疫系をサポートし、老化による認知問題にも役立ちます。
  • ビタミンB1(チアミン):エネルギー代謝に重要で、脳と認知機能を助けます。
  • ビタミンB2(リボフラビン):成長を助け、健康な被毛を維持します。
  • 葉酸:DNA合成と細胞生成に重要です。
     

ミネラル

  • 銅:骨格系の形成と鉄の代謝を助けます。
  • 鉄:赤血球とヘモグロビンの形成をサポートします。ヘモグロビンは全身に酸素を運び、エネルギーを生成します。
  • マグネシウム:筋肉と骨の発達に必要で、カルシウムの吸収を助けます。筋肉と神経の機能、エネルギーの移動を促進します。
  • マンガン:エネルギー生産と代謝活動、健康な靭帯と腱の維持を助けます。
     

抗酸化物質

マンゴスチンに含まれる抗酸化物質であるキサントンは、健康な皮膚、毛、免疫力の向上に役立ちます。
 

3. マンゴスチンの与え方と適量

マンゴスチンの与え方と適量

犬には皮と種を取り除いたマンゴスチンの果肉だけを与えるようにしましょう。通常、果肉は4から8房に分かれており、そのうち1~2房には種が入っています。

果肉内の種を確認し、取り除く必要があります。種は犬に健康問題を引き起こす可能性があるためです。

初めてマンゴスチンのようなトロピカルフルーツを犬に与える場合は、まず小さくカットして与え、アレルギー反応や消化問題(嘔吐や下痢など)が無いかを確認しましょう。
 

マンゴスチンの適量

犬に与えるオヤツ(ご褒美)は、推奨される1日のカロリー摂取量の10%以内に収めることが重要です。

マンゴスチンは糖分が多いため、適量を守って与えることが重要です。小型犬には果肉の1/2個、中型犬には1個、大型犬には1~2個が適量です。
 

4. マンゴスチンを与える際の注意点

マンゴスチンを与える際の注意点

糖分が多いため、犬に消化器系の障害を引き起こすリスクがあります。マンゴスチンを一度に大量に摂取すると、糖分が多いため、犬に下痢、嘔吐、食欲不振などの胃の不調を引き起こすことがあります。

特に胃が敏感な犬にはマンゴスチンを避けることをお勧めします。
  

糖尿病や肥満の犬には与えない

肥満や糖尿病の犬には、糖分が多いためマンゴスチンを与えないことが推奨されます。マンゴスチンを多く摂取すると体重増加につながり、糖尿病を患った犬の血糖値に影響を与える可能性があります。
 

皮と種は犬にとって危険

マンゴスチンの硬い皮は、犬の消化器系に問題を引き起こす可能性があります。また、種は窒息の危険や腸閉塞を引き起こす可能性があります。
 

缶詰のマンゴスチンは与えても大丈夫?

新鮮なマンゴスチンの方が缶詰のマンゴスチンよりも良いとされています。というのも、缶詰のマンゴスチンは糖分が多く、保存料などの余計な添加物が含まれていることがあるからです。

犬に人間用の加工食品を与える場合は、ラベルを確認して安全性を確かめることが重要です。
 

食物アレルギーに注意

新しい食べ物を犬に与える際は、小さな部分を与えてアレルギー反応がないか確認することをお勧めします。

犬がじんましん、顔の腫れ、かゆみ、嘔吐、下痢、呼吸困難などの症状を示した場合、すぐに給餌を中止し、獣医に相談することが重要です。
 

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