愛犬との散歩は楽しいものであるべきですが、ワンちゃんや飼い主様にとって、バンコクの交通量が多く、狭い道や舗装がされてない場所を散歩するのはストレスになりがちです。
そんな中、ワンちゃんがリードを引っ張る癖があると、トラブルに巻き込まれる可能性が高まってしまいます。
そこで本記事では、バンコク在住者の皆さんに向けて、犬がリードを引っ張る癖を改善するための5つのコツをお伝えします。
1. 飼い主が散歩を主導する
多くのワンちゃんにとって、散歩は一日の中で最もワクワクする瞬間の一つです。というのも、外には多くの匂いや刺激にあふれているためです。
ですから、ワンちゃんにとってエキサイティングなことが多く、リードを引っ張ってしまう傾向にあります。しかし、愛犬にリードを引っ張らせることは習慣になる可能性があるので、飼い主が愛犬の散歩を主導する形が大切です。
2. お散歩前の準備を十分に
お散歩の時間になると、どうしてもワンちゃんは興奮してしまいがちです。ですから、ワンちゃんにとって集中して飼い主の指示に従うのは、簡単なことではありません。
少しでも興奮を抑えられるように、お散歩の前に愛犬がリラックスする時間を取ってあげることが大切です。また、ワンちゃんが大好きなおやつを持参し、集中しやすい環境を作ってあげましょう。
3. 「ツイテ」のトレーニング
コマンドトレーニングは、飼い主様と犬の絆を築く素晴らしい方法です。犬があなたの側にいる「ツイテ」の訓練を行い、ワンちゃんができたらトリーツをあげる所から始めてみましょう。
最初は、家の中でリードをつけずにトレーニングを行い、ある程度できるようになったら、リードを使って実践してみます。
時間をかけながら、おやつの量を徐々に減らして構いませんが、ツイテができる度に褒めてあげることが大切です。
4. 引っ張ったらストップ
ワンちゃんがあなたの側にいることで、トリーツや褒めてもらえることをを学んだら、外での散歩に出かけてみましょう。
初めに、愛犬には飼い主のそばで歩くことが、スムーズにお散歩ができるということを意味し、一方でリードを引っ張ることが停止を意味することを理解してもらうことが大切です。
リードが引っ張られ始めたらすぐに停止し、静止し、静かにして、リードが緩むまで前進を始めないようにします。この時、リードを引っ張ったり、犬を叱ったりしないことが重要です。
犬が集中していないと感じる場合、時折方向を変えて、犬があなたに注意を向けるように心がけてください。
この時にも、ワンちゃんにオヤツや褒めてあげることを忘れないでください。最初はたくさんのおやつが必要かもしれませんが、徐々におやつの量を減らしていき、その代わりに褒めてあげるようにしましょう。
5. 一貫性を保つ
ワンちゃんにとって、引っ張らずに歩くことを学習することは、そう簡単ではありませんが、飼い主様が一貫してトレーニングを行っていけば、最終的にできるようになります。
継続してトレーニングを続け、正しい行動をする毎に犬に報酬を与えてあげることで、リードを引っ張らずに落ち着いてお散歩ができるようになるでしょう。
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