バンコク在住の日本人向け!高齢犬におすすめの商品と購入ガイド

バンコク在住の日本人向け!高齢犬におすすめの商品と購入ガイド

バンコクでも愛犬の高齢化が進み、筋肉量の維持・関節ケア・腸内環境・脳の健康など、食からサポートすべき課題が増えています。本記事では、高齢犬に相性の良い代表的な「素材」をやさしく整理し、Lazada等で入手しやすい製品例も併記します(商品は在庫・価格が変動します)。
 

1. 老化で変わる栄養ニーズ

ポイントは「たんぱく質の質」と「エネルギー密度」

高齢犬は活動量の低下で必要カロリーがやや下がる一方、筋肉(除脂肪量)維持のための良質なたんぱく質はむしろ重要度が上がります。つまり、高たんぱく比(カロリー当たり)× 過剰エネルギーを避けるのが基本です。腎・肝・心疾患など持病がある場合は必ず獣医師の指示に従いましょう。
 

「シニア」表示=規格ではない

AAFCO等には統一の「シニア規格」はなく、製品ごとに設計が異なります。ラベルの宣伝語よりも、実際の栄養成分(たんぱく質・脂肪・繊維・EPA/DHAなど)を比較しましょう。
 

2. 高齢犬におすすめの機能ポイント

高品質たんぱく質(筋肉量の維持)

消化性の高い動物性たんぱく(鶏・卵・白身魚等)は筋肉の維持に役立ちます。カロリー過多にならない範囲で、高たんぱく比を意識すると体型管理もしやすくなります。
 

オメガ3(EPA・DHA:関節・皮膚・加齢炎症のケア)

魚油などに含まれるEPA/DHAは、加齢に伴う炎症性負担や関節のこわばりに対して栄養学的サポートが期待できます。ALA(亜麻仁等)ではなくEPA/DHAそのものを摂れる形が実務的です。
 

関節サポート(グルコサミン/コンドロイチン/緑イ貝)

関節トラブルの多いシニア期には、グルコサミンやコンドロイチン、緑イ貝(Green Lipped Mussel)等が選択肢になります。体質・病歴により反応差があるため、数週間の連続使用→評価の流れがおすすめです。
 

腸内ケア(プレ/プロバイオティクス+可溶性食物繊維)

加齢で腸のバランスが揺らぎやすくなります。プロバイオティクス(乳酸菌等)+プレバイオティクスや、サイリウム(オオバコ)などの可溶性食物繊維は便性の安定に寄与します(入れ過ぎは軟便の原因になるため少量から)。
 

MCT(中鎖脂肪酸:脳のはたらき・活力の維持)

MCTオイルは吸収が速く、一部はケトン体として脳のエネルギー源になります。高齢犬の認知機能サポートの一助として用いられることがあります。初期はごく少量から、膵炎歴がある犬は必ず獣医師へ相談を。
 

3. バンコクで入手しやすい製品例

下記は記事公開時点の一例です。
価格・在庫・原材料は必ず商品ページで最新をご確認ください。
 

オメガ3(EPA/DHA)

関節サポート

  • Nutreats Green Lipped Mussels(緑イ貝トリーツ)
    おやつ兼サプリ的に使える乾燥緑イ貝。
     
  • Antinol(アンチノール):トンロー病院医師に勧められた商品
    緑イ貝由来の海洋脂質を活かした関節サポート向けサプリ。
    ローディング期(導入時に多めに与えて成分を体に素早く満たす期間)→維持期で使う設計。
     
  • YuMOVE(ユムーブ):愛犬使用中(26年9月時点)
    緑イ貝成分に加え、グルコサミンやヒアルロン酸を複合配合した総合関節ケア処方。
     

腸内ケア

脳のはたらき・活力(MCT)

4. 使い方の実務ポイント

一度に色々試さない
新素材は1種類ずつ、少量×1〜2週間で反応を評価。

オメガ3の上限に注意
EPA/DHAは体重当たりの推奨量を超えないように(過量は軟便・逆流の原因)。

関節サプリは「続けて評価」
最低3〜4週間は継続し、可動性・起立のしやすさ等をメモ。

腸内ケアは水分とセット
サイリウムやプレバイオティクスは水分確保と併用。
入れ過ぎは膨満感の原因に。

病歴がある場合は必ず相談
腎・肝・心・膵疾患や抗凝固薬内服中などは自己判断でのサプリ導入を避ける。
 

5. まとめ

  • 高齢犬はカロリー控えめ×高品質たんぱくで筋肉を守る。
  • EPA/DHA関節成分(グルコサミン等/緑イ貝)プロ/プレバイオ+可溶性繊維MCTが実務で使いやすい柱。
  • 購入先のショップの信頼性、ラベルと原材料を確認し、個体差に合わせて少量から始ましょう。
     

免責:本記事で紹介する商品・サプリメントの使用は飼い主さまの判断と責任に基づき行ってください。商品の購入トラブル、導入後の効果・副作用・健康被害などについて、当サイトは一切の責任を負いかねます。必ずショップのレビュー、製品ラベル・公式案内をご確認のうえ、疑問点がある場合はショップや獣医師にご相談ください。

 

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