タイのバンコクに、3匹の大型犬と一緒に暮らすKumi様に、今回PawTopiaデイケアサービスを受けてもらいました。Kumi様は、Instagramにてポジティブドッグトレーニング(罰を使わないトレーニング法)に関する情報を発信しており、約1.8万人のフォロワーを持つインフルエンサー。
そんなKumi様の愛犬であるゴールデンレトリバーのフラン君に、当デイケアサービスを体験してもらい、インタビューを実施しました。
体験者のご紹介
➤ Kumi様のIG mona_leo_fran
【目次】
1. なぜ当サービスを受けて頂けたのか?
永井:
当サービスを受けて頂くにあたって、面識のなかった私からのDMに対し、丁寧にご連絡を頂き、快諾して頂きました。今回、当サービスを受けて頂けた理由は何だったのでしょうか?
Kumi様:
実は、もともとBounce Dog Sport Centerのノーズワーク教室に興味があったのですが、タイミングが合わず行けていない状況でした。そんな中、PawTopiaからご連絡いただき、知育トレーニングにノーズワークが盛り込まれていたので、承諾いたしました。
2. 事前カウンセリングについて
永井:
当サービスでは、デイケアサービスを受けて頂く前に、約30分のカウンセリングを実施しています。Kumi様にも受けてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?
Kumi様:
カウンセリングを通して、事前にフランの性格や普段の行動についての情報を共有できたことで、安心してデイケアサービスを受ける準備ができました。
というのも、それぞれの犬にとって、苦手な事や嫌いな事というのは違います。なのでたとえ良いサービスであっても、それぞれの犬の個性や行動を理解していなければ、他犬とトラブルになりかねません。
ゴールデンレトリバーであるフランの場合、フワフワな毛を持つ小型犬に対して狩猟本能が出ないか心配でした。 バンコクにあるドッグランでは、他犬との関わりの経験がない犬が来ている事も多く、飼い主さんの対応も様々という理由で、私は普段からドッグランには行かないようにしています。
フランにはパピー期に社会化トレーニングはさせましたが、散歩や外出時の他犬との関わりはほとんど持たないようにしてきました(理由は後述します)。
なので、成犬になったフランが他犬とうまく触れ合うことができるかも心配だということもお伝えしました。これらの懸念点を事前に共有できることが、不特定多数の犬が集まるドッグランとの違いだと感じ、実際にトラブルなく他犬とのセッションを受けることができました。
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3. デイケアサービスを受けてみた感想は?
Kumi様:
一言でいうと、普段見ることがなかったフランの新しい一面を見られて、飼い主としてとても嬉しかったです。
社会化トレーニング
Kumi様:
社会化トレーニングでは、他の犬に対して向かって行く素振りは見せませんでした。これは普段のトレーニングで私が教えていることなので、フランはちゃんとできていたと言えます。
また、懸念していたフワフワの毛を持つ小型犬に対して、落ち着いて一緒に過ごすことができ、フランはそれほど狩猟本能が強くないという発見もできました。
他犬との関わりという難易度の高いセッションを安心して受けられたのは、プロのドッグトレーナーの管理下だからだと思います。
というのも先述の通り、不特定多数の犬が集まるドッグランの場合は、自分の犬だけでなく相手の犬の行動も読めないので、トラブルが発生する可能性が高くなります。
個人的にはそれぞれの犬の個性があるので、全ての犬と仲良く遊べなくても良いというのが私の考えですが、「スルーできる力」は身に付けておいた方が良いと思っています。
家の外で知らない犬に会った時、挨拶をしなくても良いから吠えたり飛び掛かるような反応をせず、スルーするスキルは全ての犬にとって大切だと思います。
今回のフランのように、他犬に対する興味や反応を確認したい場合でも、ドッグランはリスクが高いので、プロに見てもらいながら行えるのはとても価値のあるサービスだと思いました。
また社会化期(生後3か月くらいまで)に社会化トレーニングをさせてあげられなかった成犬でも、トレーニングは可能です。
パピー期よりも注意が必要になるので、知識と経験のあるプロに見てもらいながら、安全に社会化トレーニングができるのは、バンコクではとても貴重なサービスだと思います。
他犬とのプレイタイム
Kumi様:
他犬との関わりについてですが、これまでフランには散歩中に他の犬と出会っても挨拶をしないように教えてきました。
その理由は、我が家が多頭飼いだからです。私は三匹の犬と暮らしていますが、その中の一匹モナ(10歳メス)がドッグランで他犬に咬まれて、酷い怪我をしたという経験があります。
モナは元々繊細な性格でしたが、その日を境に他犬に対する反応が以前より強く出るようになったので、散歩中には気を付けるようにしています。
三匹一緒に外出することが多いので、他犬が苦手なモナの反応が出ないようにするため、フランにも「他犬をスルーするスキル」を身に付けさせたくて教育してきたというわけです。
しかし、フランは他犬との関わりを持ちたいと思っているのかどうか、その事は以前から知りたいと思っている事でした。もしフランが望むのであれば、散歩以外の場所でフランが他犬と遊べる機会を作ってあげたいと思っていたので、当サービスでフランの反応を見ることは楽しみでした。
結果は、自分から他の犬にアプローチする事はなく、同じ環境下でリラックスして過ごしていました。
セッションの最後の方で、ラブラドールのボラとシェルティのウンサンとも触れ合ったりしていたので、もしかするとフランが環境(Bounce Dog Sport Center)に慣れてきたら、もっと積極的な行動が出るかもしれません。
これは1回のセッションで判断できる事ではないので、引き続き観察していこうと思っています。ボラもウンサンも、他犬との関わり方がとても上手な犬でした。
フランもボディランゲージを読むのが得意な犬なので、お互いに適切な距離感を保てていたと思います。初めて会う犬とすぐに仲良くなれる子もいれば、時間がかかる子もいます。
それぞれの個性に合わせたペースで、安全に関わりを持てるので、プロの管理下でセッションを受けられる当サービスは、飼い主としてとても安心だと思いました。
知育トレーニング(ノーズワーク)
永井:
知育トレーニングに関しては、ノーズワークをご選択されました。初めのステップとして、タオルの中に好きなトリーツを隠して、フラン君にはそれを探してもらうことにしました。
このアクティビティでは、フラン君が集中できるようにと、Kumi様に離れた場所にいてもらうことにしました。そして、活動の様子を動画で確認してもらいましたが、いかがでしたでしょうか?
Kumi様:
頂いた動画を拝見し、フランがトリーツを食べなかったのはやっぱり…と思いました。
「新しい環境」で「飼い主と離れる」という状況だったので、食べられなくなる犬はいると思います。フランは食べ物よりもおもちゃやボールの方が好きなので、そうなった時に備えてボールを持参していたのですが、お伝えするのを忘れたまま私はフランから離れたのですが。
ニコラス氏、さすがですね。トリーツを食べないフランを見て、すぐにボールに切り替えてノーズワークを行ってくれました。
新しい環境やモノ、他犬、知らない人に対して、反応は犬によって違うし、慣れるまでにかかる時間もそれぞれです。Bounceでは、それぞれの犬の個性に合わせて、進めるスピードや内容を考えてくれるところが良いなと感じました。
今回のフランの様子を見て、次回からはデイケアとは別で、私がハンドラーとしてノーズワークレッスンを受けたいと思っています。
4. 当サービスの利用料金について
Kumi様:
大型犬が利用できるGrabPet XLで片道300-400THBかかることを考えると、この社会化トレーニング&知育トレーニングがあるサービスに加えて送迎サービスもついているので、高くないお値段だと思います。
デイケア報告書
永井:
ありがとうございます。当サービスを受けた後には、日本語によるデイケア報告書も配布させて頂いており、飼い主様がいかなくても、愛犬の活動報告が分かるようになっています。
5. 送迎サービスはいかがでしたか?
Kumi様:
非常に良いサービスだと思います。私はいつも自分で運転しているので、 渋滞していると往復の運転だけでも疲れます。
送迎サービスがあるのはとても楽でした。それに飼い主が同行するかどうかの選択肢があるのは、すごく良いと思います。
Kumi様:
フランにはクレートトレーニングはしてあるので、問題なく入ってくれると思っていましたが、初めて見るケージと車なので念のためいつも使っている敷物を持参しました。
もし他のお客様で送迎サービスを利用する際は、ケージに慣れていない子の場合、タオルか何か自宅の匂いがする物を持って来るのも良いと思いますよ。
フランが初めて見る車に自分から飛び乗れたのは、使い慣れている敷物があったからだと思うので。
永井:
とても貴重なアドバイスありがとうございます。基本的にケージは、弊社側でワンちゃんのサイズ(S、M、L)に合わせて準備させて頂いております。しかしながら、お客様の希望があれば、お客様が所有しているケージを利用することができます。
弊社の送迎サービスを利用する際には、以下のことにご留意して頂いております。
- 持参するケージは、飼い主様自身で車に搬入すること。
- 飼い主様自身で、愛犬をケージまたは車にのせること。
- 敷物を敷く場合は、愛犬が噛んだり飲み込んだ際の責任を負いかねますことご了承ください。
永井:
デイケアサービスが終わった後の帰りでは、ケージ無しで乗車しました。飼い主様が同行する際は、敷物があると良いかもしれません。
新しい環境の中で、頭を使ったり運動したりして満足のご様子。おうちに帰った後は、ぐっすりだったようです!
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6. どんな方にオススメできるでしょうか?
Kumi様:
以下のような「飼い主」や「ワンちゃん」ではないでしょうか。
飼い主
- 犬に何かアクティビティをさせたいと思っている方
- 犬のトレーニングやしつけ等に興味を持っている方
- 軽度の問題行動に悩んでいる方
ワンちゃん
- アクティブな犬種や若い犬
- 発散不足が原因で家の中で問題行動が出る犬(家具をかじったり吠えたり等)
当サービスは、社会化が上手く出来なかった犬や、リアクティブドッグ、軽い問題行動のある犬に向いていると思います。
ただ深刻な問題行動(他犬への反応がかなり強い、威嚇攻撃行動が出るような子など)は、ヒアリング重視でもっとじっくりと時間をかけて問題行動を直していく必要があると思います。
デイケアではなく、しっかりとカウンセリングや個別セッションという形で問題行動を直していく必要があるので、「軽度の」問題行動と書きました。
永井:
仰る通りだと思います。そのようなワンちゃんの飼い主からご連絡を頂いた場合でも、事前のカウンセリングにて、ある程度ワンちゃんの特性を把握し、Bounceと共有するので、他犬とのトラブルは避けられると考えています。
一方で、当デイケアサービスは、本格的なトレーニングとは違うため、飼い主様が深刻な問題を解消したい場合は、個別レッスンを提案させて頂く予定です。
7. 日本語で利用できる点はどうだったでしょうか?
Kumi様:
とても良かったです!私個人の話ですが、小2から英語を習い始め、タイに来るまで英語の勉強は結構したので、そこまで分からなくて困るというわけではないですが…。
トレーニングの内容を考えたりトレーナーさんとの会話の時にはただでさえ頭を使うのに、更に言語に気を使いながら会話をするというのは、思考が遅くなるといつも感じていました。
英語で犬のオンラインセミナーを受ける時も頭が爆発しそうになっています。しかし当サービスは日本語のみで完結するので、とても楽をさせてもらえたと感じました。
在タイ日本人にとって、日本語の「ニュアンス」で日本人に伝えられるのは、とても安心できるサービスだと思います。
永井:
今回は、Kumi様にデイケアサービスを受けてもらい、多くのコメントを頂き誠にありがとうございました!これからも、バンコクに住む日本人の方に喜んでもらえるサービスをご提案できるよう、日々精進してまいります。
改めて今回ご協力いただきまして、誠にありがとうございました!
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